KATOの機関車の電球色LED化

KATOのフライホイール仕様の機関車で、黄色LEDが採用されている車両はそのまま電球色LEDに交換できるのですが
抵抗が270ΩのままなのでLEDにさらに負荷がかかるかなと思いチップ抵抗を探してきて取り付けてみることにしました。
これからLED化する方の参考になれば幸いです。


まず、機関車の前後4箇所のツメを浮かせるようにしてボディをはずします。
画像中央の押さえの部品(グレーの)を取り、モーターの端子をやや起こして基盤を取り出します。
このときに集電板(左右にある細長い銅板)をなくさないように気をつけてください。


次に、基盤の裏のチップ抵抗(赤丸内)を外します。
基盤と抵抗の間にカッターを入れてハンダゴテを当て、軽くこじると簡単に外れます。


これが今回使う2125サイズのチップ抵抗です。ゴミではありませんw
千石電商で10コ100円くらいでした。元のチップ抵抗よりもさらに小さく2mm×1,25mmしかありません。
そういえばEF64 37はこのサイズのチップ抵抗でした。今後このサイズが標準になるのかもしれません。


みのむしクリップの中身を利用して固定し、元の抵抗があった場所にハンダ付けしました。
チップ部品は熱に弱いので20Wのハンダゴテで素早く!がポイントです。
このときにハンダを盛りすぎるとモーターの中身と干渉してしまうので気をつけましょう。


※この工程は飛ばしても問題ありません
最近のKATOのライトユニットには片側にコンデンサらしき物体が付いています(赤丸内)
これを撤去すると付いていない側のLEDがモーターのノイズを拾ってちらつくようになりますが、
TOMIXの常点灯コントローラーで常点灯が出来るようになります。
まあ、古い製品にはついていないので撤去しても大丈夫なのではないかと(^^;


ハンダ盛りすぎましたorz
真中にちょこんとチップ抵抗がついています。

抵抗が付けられたら通電確認します。もともとのLEDが薄暗く点灯すれば大丈夫です。
あとはLEDを外して電球色(もしくは白色)LEDを取り付ければ完成です。
電球色LEDは発光部分がやや長いので、車両によっては干渉することがあるのでLEDのつばを切断したりして対応します。


EF65 1000の場合、パンタの足を格納する出っ張りがLEDに干渉したため削りました。また、LEDのつばの部分も削ってあります。



完成するとこんな感じで光ります。色合いも明るさも十分。
お手軽改造に慣れてきたら試してみることをお勧めします。







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