シンキョーカプラーの短縮


その1

シンキョーカプラー(SHINKYO連結器)とは台湾のメーカーが製造している自連型カプラーで、
KATOカプラーやTNカプラーとの連結も考慮されています。
輸入元が限られているためか一部の模型店限定で発売されています。

形状や互換性、コストパフォーマンス(40個入りで788円)に優れたこのカプラーですが、
台湾の車両に合わせて作られているためかやや長く、短縮効果は期待できません。


そこで、連結器が奥まるように0.5mmのプラ板を瞬間接着剤で固定してみました(画像左)
多少の上下動を考慮しないと自動開放が多発しそうだったので0.5mmにしました。
車両によっては1mmで大丈夫なものもあるので各自工夫ということで。


あとは普通のカプラー交換と同じ要領で取り付けるだけです。多少は間延びした感じが改善されます。



その2、さらに短縮してみる?
※この加工をすると一部の車両でカーブ走行時に支障が出る恐れがあるので注意してください

上記の方法でもまだ短縮されない車両があったので、ネットで調べてみると、
TOMIXの0391 TNカプラーに付属のスペーサーを使う方法があったのでそれを参考にしつつさらに短縮する方法を考えてみました。

シンキョーカプラーにTNと同じようにアダプターをつけます。このときに注意しなければならないのは
カプラーの下側に出っ張りがあるので前にずらして取り付けることです。こうすることによってカプラー自体を短縮します。
アダプターは説明書が指定している方向ではなく、出っ張っている側がカプラーのナックルの方を向くようにします。
後は瞬間接着剤でガッチリ固定します。


接着剤が乾燥したらもともとの支えの部分?を画像のようにカットし、右のように整形します。
左の加工前と比べると短縮されているのがわかると思います。


加工前/加工後
ヨ5000に組み込んでみました。短縮カプラー付きの2軸車同士だとR280のS字が限界のようです。
相手側の車両によっては同じ条件でも脱線してしまうのであまり実用的ではないかも・・・。







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